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東洋医学的に考えると冷えというのは、いろいろな原因が考えられます。例えば、筋肉や血が原因の冷え、胃腸からくる冷え、気の巡りが悪くなったことによる冷え、体力の低下が関係している冷えなど。

先日、調子に乗ってつい食べ過ぎてしまったことがありました。それほど大した量とは思えなかったのですが、年齢でしょうかね。ちょっとお腹が下り気味になってしまいました。 

それは落ち着いたのですが、その後しばらくすると、今度は寒気を感じます。近くの上着を羽織ってもまだ寒い。それどころか、歯の根が合わず、ガチガチ音までする始末。
おいおい、カゼか? インフルエンザか? 高熱出るのか?
と考えましたが、ひとまず布団に避難。 

布団で温まっていると落ち着いてきたので、考えました。
もしかしたらインフルエンザかも知れないが、先ほどのお腹の調子を考えればまずお腹(裏)を整えて、それでもカゼ(表)の症状が残っていればその後で表を処置するのが東洋医学のセオリーだな、と。

動けるくらいになったところで、子ども用に常備してある小建中湯をお湯に溶かして飲んでみました。小建中湯は疲れたお腹を休めてくれるような漢方薬です。はり灸で治療するなら脾虚胃虚熱証か、脾虚寒証ですね。

その後、しばらく布団にいましたが、震えた時の筋肉痛が残っているくらいで寒気も抜けたし、カゼのような症状もなし。というわけで、一件落着!?。

その後、調べてみたら、昔の鍼灸の本に、胃の症状として振寒というのが出ていました。振えるほど寒い。きっとこういうことだったのでしょうね。また一つ勉強になりました。

いやいや、はり灸師の無養生というか、面目ないことこの上ないですね。たまたま家族が近くにいなかったから良かったようなものの、下手すれば救急車を呼ばれてもおかしくない感じでした。今後、もっと節制しますので、ご勘弁ください。