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良い画像が見つかったので、今回はストレッチの話をしようと思います。
まずは上の図をご覧ください。
「体が柔らかい人」と「体が硬い人」の立位体前屈(ストレッチ)の図ですね。

みなさんは体が硬い方でしょうか?
それとも柔らかい方でしょうか?
「硬い」という方は「なぜ自分の体が硬いのか?」考えてみたことはありますか?

体の硬さについて、今回は上の図を題材に考えていきましょう。
左図の柔らかい人と右図の硬い人の違いは何だと思いますか?

・毎日ストレッチしているかどうか?
・筋肉の硬さ?

なるほど、もちろんそれらも関係しているかも知れません。
でも今日は、別の視点から見てみましょう。
ここでもう一枚の図をご覧ください。

ストレッチ描画

上の図に少し点と線を描き足してみました。両方とも同じように体を曲げていますが、左図と右図で体を曲げる支点の位置が異なっているのがお分かりになりますか?
右の図では手を一生懸命伸ばそうとしていますが、体幹は背骨の辺りから曲がっています。
左の図では股関節から曲がっています。

ここで立位体前屈の目的を考えてみると、手の位置が床に対してなるべく低いところまで届くことだと考えられます。すると、立位体前屈で大事なのは、次の2つです。
1つは、なるべく低い位置の関節を使うこと。
2つ目は、なるべく大きく動く関節を使うこと。

このように考えると、左図のように股関節から曲げるのが正解ということが分かります。右図のように背骨の辺りから曲げようとすると、体幹の上の方にあり、且つあまりよく曲がらない関節を使っていますから、目的を達成するためには不都合なのです。

体が硬く、思い当たることがある方は、諦める前に股関節から曲げる練習をしてみてください。普段背骨から曲げている方がキチンと意識して股関節から曲げられれば、それだけで5センチや10センチは手の位置が変わるものです。

ここで押さえておきたいことは、背骨から曲げようとしているままでいくら立位体前屈を繰り返しても決して手が床に届くようにはなりませんが、キチンと股関節から曲げながら繰り返していれば少しずつ手は床に近づいていくものですよ。